昨日は酷い目にあった。あと一駅というところで、電車がストップ。8時30分頃、洋光台で人身事故があったらしい。40分に新杉田にいたボク。ホント、あと1本早ければ洋光台に辿り着けた。まあ、辿り着けても事故車両に乗り合わせていたかもしれないんだけど、さ。
しかし、あれだよね。最近、尖閣諸島の話題で持ち切りで。「中国人の声」として、中国の掲示板の書き込みを翻訳している記事を見つける。まあ、そういう書き込みもひとつのサンプルではある。でも、それが中国の代表値ではない。書き口が過激で、「日本人なんか皆殺しにしろ」とかあって、何となく2ちゃんねるみたいな印象を受ける。2ちゃんねるの住人が韓国人に向けるような、必要以上に過激な憎悪みたいな。2ちゃんねるの書き込みが日本人の意見を必ずしも代表していないように、中国人の掲示板への書き込みが必ずしも中国人の声ではない。
というか、こういう記事を読んで改めて思ったんだけど。無責任に書き込まれた発言が、こうして国を代表する意見のように取り上げられることもある。怖いことだよね。2ちゃんねるは匿名性が「売り」で、だけどそこで無自覚に無責任に書き込まれた一個人の発言は、万人の目に触れる。もちろん、中国人や韓国人の目にも触れる。取り上げられ方によっては国の代表値のような印象操作をされかねない。日本人は韓国人に対して、中国人に対してこういう風に考えていますと発信されるかもしれないわけだ。
その辺りの意識ってとても大切だと思う。ネチズンに煽られて戦争になる、なんて笑い話にもならない。
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