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ケータイでblogって打ったら「きぬふた」って変換された。うーん。「ようつべ」よりも格好いいかもしれない。

日々の雑記(きぬふた版)

   

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ニュースの話

昔、そうだなー、ホリエモンがニュースで話題になって大盛り上がりだった頃くらいかな。紙ベースの新聞は必要かという議論があって、よくテレビ番組で議論されていた。こういうのはディベート形式になるので、メディアの違いを使い分けながら共生しましょう、みたいな意見はほとんど出ない。インターネットで最 新のニュースが取り上げられて、次々と更新されていくのだから、紙ベースでエネルギーを消費して、1日2回なんてペースの紙情報媒体は不必要になる……というのが半分。いやいや、やっぱり紙ベースの情報だとしっかり編集・推敲されるから信頼性がある情報は新聞でなければ駄目だ……というのが半分。まあ、ざっくりと書 いたけど、まあ、そんなもん。

実は当時のボクはインターネット派だった。紙、もったいないし。わざわざ出版社から家まで紙が輸送されるということがまず奇跡だと思っていて、それがネット上で電子情報に取って回線に乗って流れていくのなら、いずれ紙ベースの新聞はなくなるもんだと思っていた。

でも、案外、そうでもない。あれから何年も経って、確かに新聞の売り上げは伸び悩んでいるだろうと想像するけれど、でも、やっぱり、新聞に対する信頼性は揺らがないし、格も下がらない。

ボクは、インターネット発信のニュースが進み方を間違えたんだと思っている。もともと情報には価値がある。その認識に立ったときに、やっぱり「有料の情報」というところに重きを置くべきだった。新聞が信頼性の高い情報を発信している一方で、インターネット上ではlivedoorニュースやYahooニュースなど、無料で提供しているニュースが多くある。そのせいで、オンラインで有料のニュースを読むというスタイルが築かれなかった。最初から有料コンテンツとして新聞と張り合えば、もう少し違っていただろうなあ。


だって、掲示板の書き込みをずらずらーっと紹介するニュース。散々、好き放題書いて、実際はどうなのだろうとか、投げ出すニュース。らしいとかだそうだとか、伝聞・推量ばっかりのニュース。バッカじゃないの、もう読むまいと思う中途半端なニュースが氾濫している。誤字脱字や文法間違いを発見した瞬間、編集長不在の匂いを感じて、読む気をなくす。

ボクは提案したい。記者の名前は伏せておいてもいいから、読者が記事を評価できるシステムが欲しい。面白かったかどうかもさることながら、タイトルのつけ方、客観性、文法の正しさなんかを読者が評価して、低能な記者を廃除させるシステム。

それだけでも、格段にオンライン・ニュースの信頼性は向上すると思う。最終的には、新聞よりも安い価格で有料のニュースを提供して、新聞にとって替わるメディアになること。これができれば、もう少し効率的な情報社会ができるかなあ。

まあ、まだまだ先は長いかな。
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