最近、手紙を書く機会が多い。eメールとウェブサイトの時代に何事かと思うんだけど、でも、結婚式の御礼状とかは葉書だし、焼き出した写真なんかは便箋にいれて送る。意外とローテクなことをやっている。やっぱり、ね。サービスというのは心を込めてこそ、だ。写真は現像して紙ベースで手元にあった方がいい。データでもらっても現像することは稀だし、PCの中で眠ってしまう。
そんなこんなで、メッセージなんかを手書きで書くハメになる。自慢じゃないが、ボクは字がうまくない。きっと左利きだからだと信じているし、そう思い込んでいるからうまくならないのだと自覚している。
で、字がヘタっぴなボクは文字で遊ぶ戦略にうって出る。習字のお手本みたいな字を避けて、デザイン文字に逃げ込む。文字が動き出したり、びょーんと伸びたり、目がついていたり。あるいはラクガキの中に混ぜてしまったり、絵になっていたり。
実は、こういうの、得意なんだなあと思った。すらすらと書けてしまう。blogを書くよりも早い。絵だって、ちょこっと描くだけなのに、うまい。自画自賛みたいだけど、生き生きしている。ウェブ用に描こうとすると、途端にダメになるのに。
相手がいるというのがいいのか、気負わないのがいいのか。この辺りを分析すれば、もう少し絵も楽しく描けるよなあ……とか。
PR