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ケータイでblogって打ったら「きぬふた」って変換された。うーん。「ようつべ」よりも格好いいかもしれない。

日々の雑記(きぬふた版)

   

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神話フェチ

思いついたので書いておこう。どこかで書いたこともあるかもしれないけど。

「○○という漫画では××のように描かれているけど、△△神話では本当は◇◇と描かれている。この漫画は間違っている。けしからん。作者は不勉強だ」などと憤る人がいる。別に漫画じゃなくてもいい。小説でもいいし、ゲームでもいい。映画や演劇だっていい。作品と作品のモティーフになった神話・伝承にギャップがあって怒り出す神話マニア。ふむ。

ボクは正直、どうでもいい。だって、創作は作り手の自由だし、それを楽しむ楽しまないは受け手の裁量だ。神話・伝承に忠実であろうと、モティーフはモティーフと独自の解釈を振り翳そうと、そんなのは作者次第だし、それが結果、面白ければオール・オーケィだし、つまらーんと感じたら、それは趣味に合わなかっただけの話。ごめんなさい、さようならってわけ。万が一、世の中で受けているようなら、つまらーんと叫んだあなたがマイノリティ。

さて。何が言いたいのかというと、冒頭に戻る。「○○という漫画では××のように描かれているけど、△△神話では本当は◇◇と描かれている。この漫画は間違っている。けしからん。作者は不勉強だ」と憤る人がいるって話。憤る必要はないのだ。ぬらりひょんは妖怪の総大将じゃなーいと青筋を立てる必要もなければ、ユグドラシルが人の名前ってなんじゃそりゃーとか叫ぶ必要もない。

好意的に解釈すれば、愛する神話が汚されたとか思うのだろうなあと想像することはできる。。でも、多分、ね。本音のところでは、自分は知っているぞということを誇示したいのだ。自慢したいのだ。無知な作者を罵倒するという状況下で、優越を感じている。だから、みっともないよなあ、とボクなんかは思う。

どうせ自慢するなら、したり顔で、さ。ここぞとばかりに、知ってるかい、△△神話じゃこいつはね……と熱く語ればいい。作品を否定しなくても、目的は充分に達せられる。がんばれ。
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