今日は久々に頭の切れる素敵な後輩と出会った。ボクの研究発表のリハーサルがあったんだけど、この後輩、実に的確な質問やコメントをしてくる。心から感心してしまった。素晴らしいことだ。今まで、あんまり絡んだことはなかった後輩だけど、でも、実に優秀だ。
ただ、この後輩、若干、でしゃばっちゃう。誰かが発表者に質問すると、「いや、つまりこれこれこういうことですよ。違います?」と勝手に発表者を無視して先回り。解説を始める。物分かりがいいのは素敵だし、回答もそのとおり。間違いはないんだけど、でも、この振る舞いは問題だよなあと思う。うーん。
昔、ボクも似たような感じで先輩に怒られたことがある。担当者である先輩が仕事の説明をしているときに、その運転手で打ち合わせについて行ったボクが、横から口を出して、怒られた。
「そりゃあ、お前は賢いから仕事の内容を知っている。だから俺の説明の不備を補足したくなる気持ちも分かるし、相手の質問に答えたくなる気持ちも分かる。でも、これは俺の仕事だ。俺が任されている。俺がバカみたいに見えるから、でしゃばるな。黙ってみていろ。もし、俺が本当に困ったときには、俺もお前 に助けを求めるから」
居酒屋に呼び出されて、乾杯をする前にこう苦言を呈されて、「まあ、次回は気をつけろ」と乾杯をした。この言葉には痺れた。うーん。
まさにそういうこと。プレゼンターがプレゼンしている間は、どれだけ不備のある発表でも、回答に窮していても、プレゼンターが任された時間。彼らががんばらなきゃいけない。それを生温かい目で見守るのがボクたち同僚の仕事だ。まあ、今度、機会があれば、彼と話をしてみようと思う。
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久々にカラオケ。伸びやかに声が出てハッピィ。ふふふ。
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