海外研修生の受け入れ。1時間丸々、英語で講義。でも、優秀な通訳さんがいてくれて助かった。ディスカッションとかは、やっぱり、間に誰か入ってくれた方が助かる。言いたいことがすぐに口を突いて出るボクじゃないし、単語が分からなければ太刀打ちできない。大体、誰かが質問すると、みんなわらわらと質問を 始める。聖徳太子じゃないボクは、四方八方からの英語攻撃にたじたじだ。
今日の通訳は英語のプロフェッショナルである以上に、土木分野の専門家だった。こういうのは珍しい。大低、雇いの通訳さんは、英語はできても、こちらの専門分野の内容は知らない。だから通訳してもらっても、たまにとんちんかんなことを言い始める。「何か違うぞ?」と思っても、喋り始めた通訳をとめるのは至 難の業。そんな経験ばかりしてきた。
今回の通訳さんは、事前にこちらのPowerPointをチェックしてくれていて、朝、非常に専門的なことを質問してきた。勉強しているのだ。たとえば「この平準化の考え方が分からない。これはどういうことか?」とか訊かれたりして、説明する。そうやって、ボクが伝えたい内容をしっかり把握した上で、ボクが喋っている英語を聞いていて、途中、フォローが加わる 。
ボクにとっても、海外から来た研修生にとっても、すごく楽しい研修になったんじゃないかと思う。
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