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ケータイでblogって打ったら「きぬふた」って変換された。うーん。「ようつべ」よりも格好いいかもしれない。

日々の雑記(きぬふた版)

   

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優しい嘘。

『小田霧響子の嘘』というドラマが始まった。若干、ドタバタ・コメディ的な雰囲気もあるんだけど、でも、ボクは『ライアー・ゲーム』のときから、この原作者・甲斐谷忍さんが好きだ。きっと理詰めで勝負してくるに違いない。そう踏んで見始めている。

案の定、ミステリィだった。でも、珍しくハッピィエンド指向。こういうのっていいなあ。事件があって、解決して、それで犯人が断罪されるのではなく、救われる。探偵役の主人公がエセ霊能力者であることに起因するんだと思う。

ボクは、昔、マジシャンと宗教家の話を書いた。どちらも人を幸せにするために嘘を吐く。どちらも似た者同士だ。そうやってマジシャンは新興宗教を背負い、宗教家は流浪のマジシャンになる。そんな話。

この主人公も一緒だ。エセ霊能力者をやりながら、相手の悩みに立ち向かい、救いを与えようとする。救いのための嘘だ。それが大団円に繋がる。

彼女のパートナー、谷口さんは刑事だ。これは原作とは違う設定。いつか、やさしい嘘だけじゃ片付かない重たい事件も起きるのかもしれない。そのときにどうやって彼女が立ち向かうのか。

そんなことを思いながら、ドラマを見ている。
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箱詰

実家に本を大量に置き去りにしてきた。ボクの財産だし、ファンタジィ事典の資料として買った本は手元にないと不安だし、第一、実家を出て暮らしているわけだから、早々に回収しなければならなかったんだけど、何だかバタバタして延び延びになっていた。

今日はちぃ子と二人、実家の本を箱詰した。段ボール箱9箱。BOOK OFFには段ボール2箱くらいは売ったかな。それでもまだまだ収まりきらなくて、結局、カラー・ボックスに6個くらい、残ってしまった。許可を得て実家に残置することに。

まあ、そのうち回収しよう。

3つ目の机

久々にIKEA。もう慣れたものだ。どこにどういうものが陳列されているか把握しているので、すいすいと店内を移動。サクサクと買い物を進める。

以前買って、デザインと使い勝手が気に入ったので机、3つ目を購入。3つも同じ机を購入して家に置いている人間も少ないだろうなあ。四人掛けのそれなりに大きな机だ。

ひとつは食卓に、もうひとつは作業台になっている。今回はキッチン台だ。つくってすぐの料理をちょっと置いておくような、作業途上の食材をちょっと置いておくような、そんなイメージ。

神話フェチ

思いついたので書いておこう。どこかで書いたこともあるかもしれないけど。

「○○という漫画では××のように描かれているけど、△△神話では本当は◇◇と描かれている。この漫画は間違っている。けしからん。作者は不勉強だ」などと憤る人がいる。別に漫画じゃなくてもいい。小説でもいいし、ゲームでもいい。映画や演劇だっていい。作品と作品のモティーフになった神話・伝承にギャップがあって怒り出す神話マニア。ふむ。

ボクは正直、どうでもいい。だって、創作は作り手の自由だし、それを楽しむ楽しまないは受け手の裁量だ。神話・伝承に忠実であろうと、モティーフはモティーフと独自の解釈を振り翳そうと、そんなのは作者次第だし、それが結果、面白ければオール・オーケィだし、つまらーんと感じたら、それは趣味に合わなかっただけの話。ごめんなさい、さようならってわけ。万が一、世の中で受けているようなら、つまらーんと叫んだあなたがマイノリティ。

さて。何が言いたいのかというと、冒頭に戻る。「○○という漫画では××のように描かれているけど、△△神話では本当は◇◇と描かれている。この漫画は間違っている。けしからん。作者は不勉強だ」と憤る人がいるって話。憤る必要はないのだ。ぬらりひょんは妖怪の総大将じゃなーいと青筋を立てる必要もなければ、ユグドラシルが人の名前ってなんじゃそりゃーとか叫ぶ必要もない。

好意的に解釈すれば、愛する神話が汚されたとか思うのだろうなあと想像することはできる。。でも、多分、ね。本音のところでは、自分は知っているぞということを誇示したいのだ。自慢したいのだ。無知な作者を罵倒するという状況下で、優越を感じている。だから、みっともないよなあ、とボクなんかは思う。

どうせ自慢するなら、したり顔で、さ。ここぞとばかりに、知ってるかい、△△神話じゃこいつはね……と熱く語ればいい。作品を否定しなくても、目的は充分に達せられる。がんばれ。

朝早くから

昨日は尖んがった内容の記事を書いたので、今日は円やかな話題を書く努力をしよう。

 * * *

朝が早い。今日は6時には電車に乗って出発だ。早朝から実験をするのである。池の水の流れを把握するために、流入口から浮きを流しておいかける。でも風が吹いたら、その影響が大きく出てしまうので、朝早くから実験を開始するのである。

とはいえ、ボクは正直、この実験はうまく行かないと踏んでいる。風の影響を受けるという事実以前に、池の水の流れを知ることと池の水面の流れを知ることは違う。浮きが表現しているのはあくまでも水面の流れだ。そんなわけだから、当然、風が吹いたって浮きの挙動は変化する。

……うーん。まあ、ボクの企画じゃないから。そぉー、と眺めていよう。

 * * *

久々に森博嗣の文章を読んだ。『モリログ・アカデミィ』。刺激になるなあ。ピリリとしている。こんな文章に憧れていたんだけどなあとかなんとか。

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